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自動車税ってどんなもの?仕組み・金額・減額方法などを知って無駄なく上手にお付き合い

2023年2月27日

適切に納めないと車検を受けることができなくなる!自動車税はクルマを継続して使用するために絶対に必要な税金です。いつ、いくら払うのか、また減額する方法は?自動車税を知ってもっと上手に付き合いましょう。

 

毎年4月1日の時点で車を所有していると自動車税の課税対象です!普通車の場合、毎年5月頃になると都道府県税務事務所から「自動車税通知書」が送られてきてほとんどの地域で5月31日までに納めなければなりません。

毎年「自動車税の納付はいつだっけ?」「この時期にこの金額は痛い!」となる方も多いと思いますが、自動車税の仕組み・金額や減額する方法を知って上手に付き合いしましょう。

自動車税ってどんなもの?


自動車税とは

所有している車によって自動車税・軽自動車税が課税されます。車という財産に対する税金、道路損傷に対する負担金、などの側面があるようです。


自動車税

・車の排気量に応じて課される都道府県税

・用途や排気量によって金額が異なる

・毎年5月頃に都道府県税務事務所から「自動車税通知書」が送られてくる

531日までに納税


軽自動車税

660cc以下の車に課される市町村税

・平成2741日以後に最初の新規検査を受けた軽四輪車/自家用

一律10,800/最初の新規検査から13年を経過した車両は12,900

・平成27331日までに最初の新規検査を受けた軽四輪車/自家用

一律7,200/最初の新規検査から13年を経過した車両は12,900

・毎年5月頃に市町村税務事務所から「軽自動車税納税通知書」」が送られてくる

531日までに納税


自動車税は車検を受ける/受けないにかかわらず納税義務があります。


自動車税

・ナンバープレートの付いた車[登録された車]に対して課税される税金

・新車登録時や毎年決まった時期に納税

・車を使用しているか使用していないかは問わず

・車検を受けるために納税必須


[参考] 自動車重量税

・自動車の区分や重量/経過年数に応じて課税される税金

・新車登録時や車検を受けるごとに納税

 自動車税が課されるタイミングと納付時期

自動車税は、車を所有している人に対して課される税金です。毎年41日の時点で車を所有していると課税の対象[5月頃に自動車税通知書が送られてくる]になります。42日以降に車を所有した場合は、その年の課税対象にはなりません。41日に車の所有者になった場合、1日の違いではあっても納税の義務が発生することになります。


2023年41日の時点で車を所有

2023年5月頃に自動車税通知書が到着 → 2023531日までに納税

2023年42日以降に車を所有


2023年531日までの納税は無し

ただし41日以後に新車を購入・運輸支局で新規登録を行った場合は、購入月の翌月から次の3月までの分を月割りで計算して新車登録時に納付する必要があります。中古車の場合は購買した側が自動車税の未経過期間[残りの期間]を支払うことになります。

軽自動車も課税対象になる基準日は自動車税と同じです。しかし軽自動車税については自動車税のような月割りの課税制度がないので、軽自動車を購入する場合は「42日以降」「なるべく早い時期に購入[登録]」すると税制面でお得ということになります。

 自動車税の納税額

自動車税の納税額はエンジンの総排気量と用途[自家用・営業用]によって定められています。車の総排気量は車検証で確認できます。

自動車税額 [乗用車]

軽自動車の軽自動車税 [乗用車]

・平成27331日までに最初の新規検査を受けた軽四輪車/自家用

一律7,200

・平成2741日以後に最初の新規検査を受けた軽四輪車/自家用

一律10,800


最初の新規検査から13年を経過した車両は12,900


自動車税の納付方法

自動車税は「自動車税通知書」を持参して、金融機関やコンビニエンスストア、各県税事務所、自動車税事務所などの窓口で現金で納付します。

届いた通知書に「Pay-easy – ペイジー」のマークがある場合はスマートフォンやパソコン・ATMなどで電子決済も可能です。スマートフォンやパソコンを利用するときはインターネットバンキングやモバイルバンキングへの登録が必要になります。

インターネット上でクレジットカードを利用して納付することも可能です。クレジットカードのポイントが貯まるのは魅力ですが、この場合は決済手数料が必要となります。

自動車税を払い忘れた場合、延滞金が発生します。指定の期日までに納税手続きを完了しましょう。

自動車税を減額したい

毎年ある程度の支出となる自動車税、場合によっては減額できる場合があります。

車を継続して使用し続ける場合は、「排気量の小さい車に乗り換える」「軽自動車に乗り換える」「環境負荷の低い車に乗り換える」のが自動車税減額の手段です。

あまり車に乗らないのであれば・・・思い切って売却することも考えましょう。

車の売却

もう使わないから。使用頻度が低いから。車を売却することで自動車税の納税義務はなくなります。ただし売却のタイミングには注意が必要です。

3月後半の車検が来るまで今の車に乗って売却しよう」と予定されている方、3月初頭までに車を売却すると自動車の所有者が変わり5月末までの自動車税の納税が無くなります。

車を売却してもスムーズに名義変更がされないと売却したはずの車の「自動車税通知書」が届いてしまうこともあるので、トラブルを避けるために余裕を持った売却が重要となります。

車の登録の一時抹消

「一時抹消」手続きをすることで、納めた後の自動車税が月割りで還付されます。

車を所有していて自動車税を指定期日までに納めたが、その後に車検満了や使用しなくなったなどの理由で、各都道府県の陸運支局へナンバープレートを返納[一時抹消]すれば月割りで税還付を受けることができます。

この場合、ナンバープレートを返納しているので車検期間が残っていても車検切れとなり、ナンバープレートがないので公道で車を使用することはできません。

再登録時は、陸運支局に車両を持ち込み中古新規と言う検査登録手続きが必要となります。中古車販売店ではよく行われている手続きですが、一般の方には少しハードルが高いのであまり現実的ではないかもしれません。

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